コロンビア、あちこち!

南米のコロンビア、良くも悪くもこの所うわさがチラホラ、かれこれこの国に30年、仕事で行ったこの国のことを皆さんと!

カリブの町(その1): カプルガナ

 さてさて、カリブの町へご案内。世界観光地のカルタヘナなどは知れ渡っていているので隠れた穴場へ。

 


 コロンビアとパナマの国境付近、ダリエンと呼ばれる地域です。山んなかはちょっとやばいんですが海岸域はそうでもなく結構バックパッカーのパナマからコロンビア入国の陸水路のルートだそうです。そのなかでも比較的整備されている町、カプルガナ。じつは、30年近くこの国の海岸を歩き回って一番最後に行ったところで一番気に入っています。


  


行き方:
陸路はないです。直行の飛行機もないです。よって海路で行くことになります。メデジンから陸路で着けるウラバ地域の町、トゥルボ、もしくはネコクリから船が出ます。時間のない人は残念ながら難しいです。というのも船に乗る日の前日につく必要があります。そうなるとお勧めはネコクリ、田舎のリゾートで経費もお安め。自分のお友達の漁師のコミュニティーで美味しい現地の魚料理も食べられます。トゥルボは商業地なのでワサワサしているのとあのドブ臭さはどうも。
具体的には、メデジンからバスで約9時間でネコクリ、ぶらぶらしながら一泊して翌日船でカプルガナ、2時間弱の船旅です。
この旅で一番気に入っているのは船が走り出しある一線を越えると水の色がスカーと透明度も増すところ、何度見てもいいですね。でも逆は、あああぁぁぁ帰ってきたぁぁと、ハハハハ。


お宿:
日帰りは無理です。船が一日1便ですから、でお泊りはと。5千円近く出すとそれなりのホテルもあります。わたしの場合仕事がらみが殆どなので安宿で1千円くらいといってもぜんぜん悪くないですね。特に船着場前のお宿は朝日の昇るのが見えるお気に入り。2階の部屋にしてください。町の中を歩けば色々ありますのでお好みで。

 

      安いお宿

       高いお宿                


町の様子:
小さいです、歩いて回りきれます。で、車がありません。オートバイも2・3台。一番活躍してるのは馬車です。船着場から砂浜沿いには高級なホテルとそのビーチ。で反対側へ町の中へ入っていくといろんなお店やおみやげ物や、食堂や酒屋などぽろぽろあります。奥へ行くと突然現れるサッカーコート。その周りもぽつぽつお店や飲み屋があります。で、PESCAPURという漁師のコミュニティー、わたしの仲良し。夕方に行くと捕れたての魚が買えて刺身ができます。腕に自身のある方は包丁と醤油をお持ちください。

 

 

食べ物:
一般的に、高い金を出せばうまいものが食えるという理論は成り立たないと私は思います。特にこの国の場合も。
カプルガナの町の中を歩いていると夕方から家の前に机を出して携帯コンロで油をあっため、揚げ物のスナックを作っているおばさんがチラホラと。で、これが実にうまい!で、安い。ちゃんとした食事も角のおばちゃんが日替わりの定食、ホテルの半分以下の値段で新鮮快食です。特筆はある魚が大漁だとその翌日はどこもかしこのその魚の定食になります。


 

飲み物:
普通にコロンビアの製品は手に入るのと、このエリアはフリーゾーン、パナマからの非課税製品がころころと。特にパナマのラム、「Abuelo」は私のお気に入り。で、安い。そういってもビールがいいですね。夕刻から海辺の波の音を聞きながらボーとする時間。


ダイビング:
コロンビアの隠れたダイビングスポット。友人がインストラクターやってます。比較的安価なのと冒険的な環境、お好きな方はお勧め。この地域は魚影が濃いのでもぐるとかなりフィッシュウォッチングが楽しめます。


フツーの観光地にあきている方、お勧めですよ。


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